xTool M1 Ultra・S1・P2S・F1の違いを比較|M1からS1に乗り換えたわたしの選び方

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結論:迷ったら、この3タイプで選べば失敗しない
xToolのレーザー加工機が気になって調べ始めると、M1 Ultra・S1・P2S・F1……と機種が多くて、
「結局、どれを選べばいいの?」
と迷ってしまう方は多いと思います。わたしは実際に M1 → S1 と乗り換えて使ってきました。その体験から、先に結論をまとめます。
| あなたのタイプ | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 趣味でクラフトを楽しみたい | M1 Ultra | 1台4役で遊びの幅が広い・手頃 |
| 木材を切って作品を作りたい/副業したい | S1 | 切断が速くてキレイ・価格と性能のバランス◎ |
| 透明アクリルや厚物まで本格的に | P2S | CO2レーザーで扱える素材が一気に広がる |
ここから、実際に使って分かった違いを順番に説明します。
※2026-07-12 更新:検討中だった P2S を実際に購入・使用したため、内容を現状に合わせて更新しました。
わたしの機種遍歴:M1 → S1 → P2S
わたしは最初に M1 を買い、そのあと S1(40W) に乗り換えました。そして3台目として P2S を買い足し、実際に使い始めています。
つまりこの記事は、カタログスペックの並べ替えではなく、M1・S1・P2S の3機種を実際に使ってきた人間の比較です。その目線で書いていきます。
なお、この記事で扱う機種のうち、M1・S1・P2S はわたしが実機を使用した機種、M1 Ultra・F1 は公式の仕様情報にもとづく比較です(実機は使用していません)。この区別を前提にお読みください。
この記事は「M1 Ultra・S1・P2S・F1」の4機種にしぼって比較しています。xToolには他にも P3(上位のCO2機)や F2、M2 などのモデルがあり、ラインナップは随時増えています。ここではわたしが実際に使った機種と、その周辺で迷いやすい機種に絞りました。最新の全ラインナップや価格はxTool公式の機種比較ページでご確認ください。
M1とS1、両方使って分かった違い

体感の違いを正直にまとめると、こうです。
- 切断スピード — S1(40W)は速い。M1で待っていた時間がぐっと短くなり、遅いと感じたことはありません。むしろ速いと感じています
- 切断面のキレイさ — S1にしてから断面が整い、MDFの後処理がラクになった
- 本体の大きさ — S1はM1より、体感で一回り〜二回り大きい。設置場所は事前確認が必須です
M1→S1の乗り換えで感じた効果は、xTool S1を1年以上使ったレビューに詳しくまとめています。
サイズ・加工範囲で比べる(ここが盲点)

機種選びで意外と見落とされがちなのが、本体サイズと加工範囲です。目安を表にまとめます(※仕様は変わることがあるので、購入前に公式サイトで最新値を確認してください)。
| 機種 | 加工範囲(目安) | 本体サイズ(目安) | レーザー |
|---|---|---|---|
| M1 Ultra | 300×300mm | 620×498×178mm | ダイオード 10/20W |
| S1 | 498×330mm | 765×561×183mm | ダイオード 10/20/40W |
| P2S | 600×305mm | 1000×639×268mm | CO2 55W |
| F1 | 115×115mm | 179×235×334mm | ダイオード+赤外線 |
見てほしいのは、S1の本体は横幅76cm・奥行き56cmもあること。加工範囲が広い=本体も大きい、です。
わたしも横幅はしっかり測って準備していたのに、奥行きが想像以上に大きくて置き場所に悩みました。この「サイズの現実」は選び方の記事でも詳しく書いています。
M1 Ultra:趣味で楽しむなら、これで十分
まず、わたしが最初に使っていたM1の系統から。家庭で趣味として使うなら、M1(現行はM1 Ultra)で十分というのが、使っていた実感です。
現在は後継機の M1 Ultra が中心になっていて(無印M1は取扱店の在庫が残る程度のようです)、これがなかなか面白い進化をしています。
- レーザー彫刻 — 木や革への名入れ・イラスト
- ブレードカッティング — カッティングシートや紙を刃でカット
- インクジェット印刷 — カラー印刷までこの1台で
- ペンドローイング — ペンでイラストや文字を描く
つまりレーザー・カット・印刷・ドローイングの「1台4役」。レーザー単機能ではなく、クラフト全般を1台で楽しめる方向に進化しています。
カラー印刷と彫刻を組み合わせたシール・ラベル・紙もの雑貨など、アイデア次第で商品の幅が出るので、「まず趣味から始めて、ゆくゆくは販売も」という人にも向いています。
S1:木材を切って作りたい・副業したいなら本命
わたしが今のメイン機として使っているのが S1(40W) です。
- 木材の切断が速くて、断面がキレイ
- カバーが閉まらないと動かない安全設計で、家庭でも安心
- 40Wまで選べて、価格と性能のバランスがいい
「木を切って、物を作って、できれば売りたい」
——そんな人には、S1がいちばんおすすめです。1年以上使った正直な感想(良い点も惜しい点も)は、xTool S1レビューにすべて書いたので、検討中の方はぜひ読んでみてください。
P2S:透明アクリルまで扱いたい本格派に

そして、わたしが3台目として買い足したのが P2S です。理由はひとつ。
CO2レーザーなので、S1(ダイオード)が苦手な透明アクリルを切断・加工できるからです。
実際に使ってみた結果——S1で溶けるだけだった3mmの透明アクリルが、プリセット設定のまま一発で切れました。開封から初加工までの詳しい体験はxTool P2Sのレビュー記事にまとめています。
S1のスピードや性能に不満があるわけではありません。そうではなく、扱える素材が増える=作れる商品の幅が広がるから。透明アクリルの雑貨やディスプレイ小物まで作れるようになると、販売の選択肢が一気に増えます。
ただし表のとおり、P2Sは本体が横幅1mクラスの大物で、価格も上がります。「趣味の1台目」というより、ものづくりを本格化させたい人・事業として広げたい人の機種という位置づけです。
ちなみに F1 は手のひらサイズの加工範囲(115×115mm)のポータブル機。イベント出店でその場で名入れする、といった使い方に特化した機種なので、据え置きでものづくりをするなら M1 Ultra/S1/P2S から選ぶのが基本です。
補足:「xTool P2」と「P2S」の違いは?
ここまで読んで「あれ、P2Sって"P2"とは別物なの?」と気になった方へ。名前がそっくりで紛らわしいですよね。
かんたんに言うと、**P2Sはひとつ前のモデル「P2」の後継(新しい方)**です。どちらも同じ55WのCO2レーザーで、切れる素材や最大スピードは基本的に同じ。そのうえで、P2Sは日々の使い勝手を細かく改良したモデル、という位置づけです。
メーカーの公表情報をもとに、主な改良点をまとめるとこうです。
- 彫刻が速くなった — 横方向の動きの加速が上がり、公式によると特定の形の彫刻で P2より最大40%スピードアップ
- 排気・エアが強くなった — エアポンプが2連構成になって風圧アップ(公式でP2比+33%)。切断がきれいになり、煙やヤニの排出も改善
- メンテナンスしやすい設計に — フィルターやファンが着脱式で、掃除・手入れの手間を減らせる
じつは、わたしがP2Sを使って「背面ファンがワンタッチで外せて、掃除しやすそう」と感じた点は、この"排気まわり・メンテナンスの改良"がまさに効いている部分だと思います。使ってみて地味にうれしいポイントでした。
ひとつ正直にお伝えすると、わたしが使っているのはP2Sで、旧モデルのP2は使っていません。なので上の比較は実機どうしを並べたものではなく、公式スペックにもとづく違いです(M1 Ultra・F1 と同じ扱い)。
P2とP2Sの二択なら、基本はP2Sで問題ないと思います。旧モデルのP2をあえて選ぶ理由は、中古で安く手に入るといった事情がなければ薄いはずです。(なお2026年時点では、さらに上位の80W機「P3」も登場しています。ここではP2との違いにしぼって紹介しました。)P2Sの実際の使い心地はxTool P2Sのレビュー記事にまとめています。
まとめ:あなたに合う1台はこれ
| こんな人 | おすすめ機種 |
|---|---|
| 趣味でクラフト全般を楽しみたい/印刷やカットもしたい | M1 Ultra |
| 木材の切断メインで作品づくり・副業をしたい | S1 ← わたしのメイン機 |
| 透明アクリル・厚物まで本格的に事業を広げたい | P2S |
| イベントでその場彫刻したい | F1 |
機種選びで大事なのは、スペックの高さではなく「自分が何を作りたいか」に合っているかどうか。この考え方は家庭用レーザー加工機の選び方で詳しく書いています。
そして買う前には、こちらにも目を通しておくと、買ったあとのギャップがありません。
あなたのものづくりに、ぴったりの1台が見つかりますように。
実際に使っている2機種を見てみる
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ここでは、わたしが実際に使っている S1 40W と P2S だけを紹介します。M1 Ultra・F1は公式情報にもとづく比較のため、購入リンクは置いていません。
同じ機種でも出力(20W / 40Wなど)とキット構成で価格が大きく変わります。また在庫状況によって取り扱いが変わることもあるので、購入前にリンク先で「型番・出力・付属品」を必ず確認してください。
公式情報(参考リンク)
最新の価格・仕様は必ず公式ページでご確認ください(以下は通常の参考リンクで、広告リンクではありません)。
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